内閣支持率は、首相の失言や失政などの影響を受けやすく、変動が激しい一方、政党支持率は変化が少ない。解散直前で見ると、中選挙区制時代の自民党 支持率は40~50%台で推移。96年に小選挙区比例代表並立制に移行してからは退潮傾向にあるものの、20%台後半から30%台後半の間に収まってき た。
00年の自民党の「辛勝」も、首相は支持しなくても自民党は支持する層が支えた面がある。自民党の派閥領袖(りょうしゅう)の一人が「内閣支持率よりも政党支持率が大事だ」と気にするのも、こうした事情があるからだ。
一方、98年に旧民主党と解党した旧新進党の一部などと合併した民主党は、小沢一郎代表代行が当時率いていた旧自由党や社民党など非自民票の受け皿が分散。「追い風」だけでは厚い保守基盤を突き崩せない状態が続いた。