今後はトヨタの対応が焦点となるが、トヨタ社内には単独での操業維持には消極的な意見もあり、NUMMIが清算される可能性も出ている。
GMは6月1日に米連邦破産法11条の適用を申請して破綻(はたん)。60~90日以内にGMの優良資産を引き継ぐ形式上の新法人「新GM」を設立し、法的手続きを終える方針。現在、新GMとして残す優良事業などの選定を進めている。
GMの29日の発表によると、GMはトヨタと折半出資で保有していたNUMMIの株式を新GMに引き継がず、NUMMIの事業から手を引く。8月にGM車の生産を打ち切り、今のところ、その後もGM車を生産する計画はないという。
今回の決定について、GMは「幅広い検討の結果、すべての関係者が納得できる将来の生産計画で合意に達することができなかった」と説明している。GMは 主要ブランドを半減するなど大幅なリストラを打ち出しており、生産能力が過剰になっている。このため、トヨタとの合弁工場も新たにリストラ対象に含めるこ とで、抜本的なリストラを断行する狙いとみられる。
